自由エネルギー原理

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自由エネルギー原理とは生物が従うとされる法則であり「生物は感覚入力の予測しにくさを最小化するように内部モデルおよび行動を最適化し続けている」

論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/26/3/26_366/_pdf?fbclid=IwAR2wJ9w6NKaDRKCc2WYzz0Fd9x2iEkTKc3VdYLUeIEpfov8rVF4yfYqCfEw ●根底にある動機は、生命と知能と意識とにかかわる

「自由エネルギー原理」は「生命」と「知能」と「意識」とに緩く関連する仮説である。これら三者の関係性について考えてみることで、自由エネルギー原理を打ち出してくる動機へ至る道筋をあぶり出したい。

冒頭で述べたように、根底にある問いは、次のようなものである。すなわち、生命を宿した個体が、上手に食糧にありついたり、危険を回避したりすることによって、自身の生命を可能な限り長きにわたって維持しようとするのは、いったいどのような原理に基づいてなしうるのか、数理的に説明づけたいというものである。ここは「生命」の領域に属する。

もしこれが解き明かされたら、その仕組みをソフトウェアの形で記述して、コンピュータに実装すれば、生命を人工的に作れる、とは言わないまでも、見た目、生命体っぽく振る舞う機械が作れるかもしれない。

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意識不要説を推し進めると、意識は何の機能も果たしてはいないという仮説も出てくる。脳の無意識側が処理した計算を後から眺め、時間的には遅れて意識が形成されるのであって、意識側から現実世界に手出しできているような気がしているのは、まったくの錯覚であり、そんなことはできないのだ、という仮説。「意識の随伴現象説」という。

工場が稼働すれば、煙突から煙が出るけれども、煙が工場の稼働状態を制御することはできない。意識もだいたいそんなもんで、そこに居ることは居ても、働いちゃいないのだ、と。

わかりやすい説明

http://pooneil.sakura.ne.jp/EFE_secALL0517.pdf?fbclid=IwAR0v1wmYD8vxlH-BiQCITBpTct1xSC32iPoutuQNxTiHrgjLj5Nf-0SsAas

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